卵子凍結保存
Egg Freezing
卵子凍結の適応条件
- 若い女性が悪性腫瘍の治療や卵巣摘出等治療による生殖細胞への影響を回避の為。
- 奥様が採卵当日に、ご主人の都合で採精できず場合。
- まだ未婚の場合、健康な状態でありながら、将来に備えて卵子を凍結しておく。
- 胚に道徳的な考量がある場合。
- 染色体異常や遺伝疾患により卵巣機能に影響がある場合。
卵子凍結方法
- 体外受精と同じように、排卵誘発剤で卵巣刺激周期に採卵を行い、採取した卵子をガ ラス化法(Vitrification)により、液体窒素(- 196度)中に凍結保存します。
- 凍結による透明帯(卵子の殻)の硬化する為、将来受精の際には顕微授精(ICSI)を行う必要があります。
卵子凍結の成功率について
- 凍結融解操作した卵子の生存率は80~90%程度。
- 受精率は92%。
- 妊娠率は卵子凍結する時の年齢や卵子数によって、個人差があります。
卵子凍結の流れ