子宮内膜着床能検査ERA(Endometrial Receptivity Analysis)
ERAとは
- ▸ERAには子宮内膜の着床能のタイミング解析をし、子宮内膜の組織検体から抽出したRNAを次世代シーケンサーによって解析し、受容期(Receptive)または非受容期(Non-Receptive)に分類します。
- ▸子宮内膜に胚が着床できる時間や時期は個人差があり、患者様個人の着床ウインドウを知ることができます。
ERA検査に適した対象
- ▸異常がない胚を移植したにも関わらず着床不全になった場合
- ▸良好な胚が少ない場合
- ▸胚移植を行うタイミングを把握したい方
ERA検査の流れ
- ▸黄体ホルモン(P)を投与開始日を0日とします、5日目(P+5)に子宮内膜を採取します。
- ▸この周期は検査のみ、検査結果が出るでは14~21日後になります。検査結果によって再検査の場合もございます。
- ▸検査結果がReceptive(受容期)の場合、次回の周期以降に検査周期と同じ条件で移植していくことにより妊娠を期待できます。