チョコレート嚢胞(卵巣子宮内膜症性嚢胞)の手術を先に行ってから体外受精に進むべきですか?武國璋医師に聞いてみましょう!
海外の文献をもとに体外受精や卵子凍結前にチョコレート嚢胞手術をしないほうが良い原因は以下の通りです。
📌卵巣チョコレート嚢胞(子宮内膜症)は卵巣に影響を及ぼし卵巣機能を低下させる恐れがある。
📌卵巣チョコレート嚢胞(子宮内膜症)は不妊の確率を高めている
📌卵巣嚢腫の切開手術は医師の経験と技術によって異なります。手術の後長い時間をかけて回復しやっと妊娠するケースは、一刻でも早く妊娠したいと願う患者にとって心理的負担が大きすぎます。手術費用や手術によって引き起こされる合併症等も懸念されます。
先に卵巣子宮内膜性嚢胞(チョコレート嚢胞)が発見された場合、手術は一般的な治療ではありません。患者の年齢、卵巣の状況、妊娠の緊急性、その他不妊の原因などすべてを考慮して治療に当たる必要があります。
再発性の卵巣子宮内膜性嚢胞(チョコレート嚢胞)患者に対しては再手術をすることはすすめられません。生殖補助医療を選択することが最善策です。
チョコレート嚢腫を先に摘出を行うか、先に生殖補助医療を行うのかにかかわらず、医師との十分なコミュニケーションを図り、関連するリスクを考慮することが必要です。
📍Line:https://lin.ee/3E6zsPY 🗓武國璋医師 診療時間:毎週月曜日午後(13:30~17:00) ご気軽にご連絡ください👨🏻⚕️