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閉塞性無精子症でも諦めない

2025.12.12 喜びのお裾分け

「無精症(無精子症)」とは、男性の精液の中に精子が存在しない状態を指します。
「閉塞性無精子症」とは、睾丸自体は精子をつくれているものの、精巣上体や精管などの通り道が詰まっているために、精子が体外へ出られない状態のことです。こうした患者さんは、一般的に手術で精子を採取し、その後人工生殖の方法で妊娠を目指すことになります。


最近「孕醫」には、旦那さまが無精子と診断され、2つの泌尿器科で検査を受け、さらには 睾丸生検 も行った結果、「閉塞性無精子症」であることが確認されたご夫婦がいらっしゃいました。奥さまはすでに体外受精の治療に進んでおり、採卵の日に合わせて旦那さまの手術による精子採取の準備もしていました。
ごく稀ではありますが、もし閉塞が完全ではなく、例えば副睾丸や精管のどこかが部分的に通っている場合、射精のタイミングによっては少量の精子が見つかることがあります。しかし、この確率は非常に低いものです。
黎惠波医師の提案で、奥さまが排卵誘発の注射を始めた後、旦那さまには3日に1回孕医で採精していただき、精子が見つかる可能性を探ることにしました。もし精子が採れれば手術を避けられるため、旦那さまも快く協力してくださいました。


そして採卵前、3回目の 採精の際に、精液1ccあたり26万匹の精子を確認!
しかし、ほかの2回と採卵当日の4回目は無精でした。そのため、この3回目に採れた精子を 凍結精子 として使用し、ICSIを行いました。結果、7個の胚盤胞 を無事に凍結することができました。
このご夫婦は本当によく頑張りました。
旦那さまは1周期で4回も採精を行い、ついに1回だけ精子が採れて手術を回避できたという、本当に運の良いケースでした👍 おふたりに良いご縁(好孕)がありますように💞


孕醫は皆さまの妊娠を応援しています。
孕醫㊗️您好孕!