お知らせ


未来のための一歩:卵子凍結から海外治療まで -後編-

2025.10.29 喜びのお裾分け

(前回の続き)
貴重な卵子を海外に輸出することは、長く、挑戦に満ちた旅路です。
自分たちで受け入れ先となるアメリカの生殖医療機関を選んだ後、国際輸送会社と何度もやり取りを重ね、費用だけではなく言語の壁や行政手続きの不安にも立ち向かいました。
幸い、各手続きを熟知しているユンイの担当スタッフが適切なタイミングで指示やサポートをしてくれました。


アリカでの治療がスムーズに進むよう、現地の医師は彼女の子宮が胚の着床に適しているかの確認を求めました。彼女たちは再度ユンイを訪れ、担当医の李新揚医師による一連の評価を受け、子宮腔にポリープがあることが判明しました。


その後、李易良医師によって子宮鏡手術を行い、冷刀でポリープ切除を行い、着床に適した環境を整えました。


術後は黎惠波医師の指導のもと排卵の追跡をしっかり行い、さらに「模擬移植」を実施しました。これにより、渡米後の治療が順調に進む準備が整いました。


7月にアメリカで胚を移植したあと、今日ユンイスタッフとともに待ちに待った喜びを迎えました。すでに胎児の心拍も確認できました。


現在、国内の《人工生殖法》は『合法婚姻関係にある異性のカップル』のみに人工生殖医療が認められており、シングル女性や同性カップルは出産に制限があります。そのため、必要な人たちは海外のリソースに頼らざるを得ません。
国境をこえた治療の苦労は、経験した人にしかわからないものです。もしあなたも同じ道を歩むなら、ユンイクリニックの専門チームが全力でサポートさせていただきます。