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👨🏻‍⚕輸卵管水腫(Hydrosalpinx)とは?【下編】

2025.8.23 妊活レッスン

⚠️ なぜ輸卵管水腫に注意が必要?
輸卵管水腫は、慢性的な下腹部の痛みや骨盤内炎症のリスクを高めるだけでなく、最も重要な臨床的意味は:


自然妊娠や 体外受精(ART)の成功率低下


水がたまることで、胚の着床に影響を与えたり、子宮内に液体が流れ込んで内膜環境を悪化させ、試験管ベビー(IVF)の成功率を下げてしまうことがあります。


🔍 どうやって診断するの?
• 経膣超音波:片側または両側の輸卵管が水腫状態(ソーセージ状)として確認できます
• 子宮輸卵管造影(HSG):輸卵管の通りやすさを評価
• 腹腔鏡検査:最も直接的な方法で、診断と同時に処置も可能


🩺 治療方法は?
治療は症状の重さや妊娠希望の有無によって異なります:
• 観察・経過観察(無症状で妊娠予定がない場合)
• 抗生物質治療(感染を伴う場合)
• 腹腔鏡による輸卵管形成術
• 輸卵管切除(重度の水腫で、人工生殖を予定している場合)


特に 体外受精 前に重度の輸卵管水腫が見つかった場合、病変のある輸卵管を切除することで、胚着床率 や 妊娠率 の向上が確認されています。


輸卵管水腫はよくあるのに見過ごされがちな婦人科トラブルで、妊娠のチャンスに影響することがあります。
不妊でお悩みの方、過去に骨盤手術や感染の経験がある方は、婦人科医に相談して検査・治療を検討しましょう。


✨孕医㊗️ あなたの願いが叶いますように!