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妊娠中または妊娠準備中に麻疹妊娠中または妊娠準備中に?

2025.1.20 妊活レッスン

最近台湾では麻疹について話題です。今週も多くの方から妊娠、妊娠準備中の麻疹ワクチンについてのご質問をいただきました。今日はその質問にまとめてお答えします。


1.まず初めにニュースで報道されている麻疹は『はしか』であり、風疹(三日はしか)ではありません。(はしかは麻疹、風疹は德國麻疹と台湾では表記)
2.台湾では2回目の妊婦検診(12週目)に、B型肝炎、梅毒、風疹抗体の検査などが行われます。
3 運悪く妊娠中に風疹に感染した場合、胎児への垂直感染の危険性があり、特に妊娠10週以内に感染した場合は先天異常の可能性が高くなります。 (催奇性)
4. 麻疹が催奇形性を持つということを示す十分な証拠は現在のところありませんが、早産のリスクは高まります。


台湾では通常、麻疹、風疹、おたふく風邪のワクチンは生弱毒化ワクチンであるため、妊婦には推奨されていません。


妊婦検診の際にで麻疹抗体がないことが確認された場合、まずはワクチン接種を検討し、その後28日以上待ち妊娠を待つ、または出産後にワクチン接種を受けることをお勧めします!


麻疹は感染力が強いので、こまめな手洗いやマスクの着用に加え、感染リスクの高い場所への出入りは避けるようにしましょう。