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きめ細かい「個別」治療🏆

2023.12.18 喜びのお裾分け

40歳の侯さん。先に他の病院で4回体外受精を行いました。しかし、高齢の卵子のため胚の質があまりよくはなく、何度も移植を行いましたが成功には至らずもともとは諦めるつもりでした。


その後友人の紹介で 孕医生殖医療センターと黎惠波医師にたどり着きコンサルタントと話した後もう一度孕医で体外受精を行うことに決めました。黎惠波医師の診察で多発性の子宮筋腫が胚の着床に影響が出ていることがわかり、専門的な「個別化」治療で体外受精を行いました。黎医師は着床前診断(PGT-A)をすることをすすめ、質の良い胚を凍結後に子宮筋腫の切除を行いました。着床しやすい良い環境を整えてから胚を移植しました。


2022年10月黎医師は侯さんに適した排卵剤を処方し、採卵手術の後「タイムラプス」を利用し胚の培養を行いました。一度の採卵手術でPGT-A検査をし確認でき凍結保存することができました。そして11月中に侯さんの子宮筋腫除去の手術を行い8個の筋腫を摘出しました。手術から3か月後母体の着床準備ができたことを確認し今年の3月に胚の移植を行い、一度で妊娠に至りました。


そして11月末侯さんは黎医師による帝王切開で健康でかわいい赤ちゃんを出産しました。筋腫を取り除き良い環境を作ることで4235グラムの赤ちゃんを授かることができました。ご夫婦は一年の時間を、一度の採卵手術、一度の移植を孕医できめ細やかで安全な個人化した治療に使い、念願のお子さんを授かりました。孕医生殖医療センタースタッフもご夫婦の成功を大変うれしく思い、またこうして経験をシェアしてくださり大変感謝しております。