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子宮鏡での癒着剥離手術

2025.9.19 妊活レッスン

「月経量が減った、これは本当に正常な現象なの?」
「胚がなかなか順調に着床しない、私の子宮に問題があるの?」
これらは臨床状よくある疑問であり、その答えが隠れているのが子宮内膜腔癒着です。
前回に続き、今日は李易良医師がさらに詳しく解説します。
いったいどのように診断し、どのように治療するのか? 👇


🩺 診断方法
最も一般的なのは:
・子宮鏡検査:子宮腔内に直接入って癒着の状態を確認する方法で、最も正確。
・超音波検査や子宮卵管造影(HSG):補助的に使えるが、解析度には限界がある。


💡 治療方法
現在最も有効なのは子宮鏡下での癒着分離手術:
・子宮鏡で直視しながら、はさみや冷刀を用いて癒着を慎重に切り離す。
・重度の癒着は複数回の手術が必要になることもある
。 ・術後は避妊器具やバルーンを留置し、エストロゲン薬の投与や血小板濃厚液(PRP)注射などを併用して内膜の再生を促し、再癒着を減らす。


🌱 術後のケアと予後
・軽度の癒着は治療後、妊娠率は良好。
・中等度から重度の場合、繰り返しの治療が必要になることがあり、妊娠率にも影響が出る。
・術後の経過観察は重要で、通常は手術後4〜6週で再度子宮鏡を行い確認する。


❤️ 李医師からのアドバイス 子宮内膜腔癒着は怖く聞こえるかもしれませんが、早期に発見し適切に治療すれば、多くの患者さんが月経や妊娠の機会を取り戻すことができます。


もし子宮内膜に関連する手術を受けた経験があり、月経量が突然減った、または不妊治療で繰り返し失敗している場合は、必ず詳しい検査を受けてください。この問題を軽視しないことが大切です。


孕医はあなたの願いが叶うよう祈っています!