『喜びおすそ分け』 台湾のユンイクリニックで胚移植を行い、妊娠検査薬で陽性反応(2本線)を確認した瞬間、感動と喜びで胸がいっぱいになりました。しかし、夫の仕事の関係で、すぐにハワイへ戻る必要がありました。ハワイに戻った後に直面したのは、想像以上に大変だった医療システムの違いです。短時間で終わるはずの検査も何時間もかかり、必要な情報や報告を得るために何度も医療機関とやり取りしなければならず、不安と焦りを感じる日々でした。
そんな中、台湾のユンイクリニックの看護師さんがすぐに黎惠波医師に報告を解読してもらい、さらには診療時間外にも電話をかけて「すべて順調ですよ、心配しなくて大丈夫」と連絡をもらいました。この台湾からの温かい気遣いに、心の底から安心し、励まされました。
約2週間後、ようやくアメリカの病院で超音波検査ができることに。画面に小さな光が点滅しているのを指差しながら医師が「これは心拍ですよ、おめでとうございます!」と言った瞬間、夫は感極まって「人生で一番大切な贈り物だ」と涙ぐみました。私も嬉しさと同時に、これからの道のりに対する緊張を感じつつも、この瞬間だけはようやく安心することができました。
妊娠初期は薬の服用や経過観察が必要ですが、現地の医療システムの違いに戸惑うことも多くありました。そんなときも、台湾のクリニックの看護師さんがメッセージにすぐ返信をくれたり、黎医師が直接電話で丁寧にアドバイスをくださったりと、遠く離れた場所にいても心強いサポートを受けることができました。
台湾のユンイクリニックのきめ細やかで迅速な対応には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。もし可能ならば、妊娠期間をすべて台湾で過ごせたらどれほど安心できるだろうと思います。
この旅路は決して簡単なものではありませんでしたが、その中には挑戦だけでなく、励ましや感動、そして何より感謝の気持ちが詰まっています。台湾のクリニックの温かいサポートのおかげで、海外にいても安心して妊娠生活を送ることができました。
この幸せが、同じように新しい命を迎えようと頑張っている皆さんにも届きますように💞