黄体ホルモン不足…どうしたらよいのでしょうか?
診療時にご夫婦から『移植の際、もし黄体ホルモンが不足していたらどうしたら良いでしょうか?』とご質問を頂きました。武先生に聞いてみましょう!
凍結サイクル胚移植(FET)は世界中で増加し続けていますが、子宮内膜と黄体ホルモンを補充する最適な方法は未解決のままです。海外の報告によると、胚が胚盤胞期(D5~D6)で移植される場合、血中プロゲステロン濃度が8.75ng/ml未満の場合、プロゲステロンを補充(25mg皮下注射)することで、胚盤胞期(D5~D6)でのプ訪台ホルモン不足を補うことができるとのことです。その時点での妊娠率は > 8.75 ng/ml のコントロールは非常に良好です。この方法は「黄体期レスキュー プロトコール」と呼ばれ、子宮内膜と黄体期を補充するための実際的で便利な方法です。